クラスTシャツ制作においては、プリントの内容も大切ですが位置も出来栄えに影響を与える重要な要素です。クラスTシャツには、プリントを入れられる場所は複数あります。前面の全体に入れることも出来ますし、胸元にワンポイントとして入れることも可能です。背面も同様で全面を含めて、場所を特定して印刷することも出来ます。
肩口にプリントが入っているクラスTシャツもよく見ます。入れたいプリントが複数あれば、いろんな場所を利用して全て印刷したくなる場合もあるでしょう。しかし、そんな時に少し立ち止まって考えなければいけないことがあります。プリントをする場所によって、料金が変わる場合があるということです。
予算に関しては、一切気にせずに制作できるという環境なら問題にする必要のない事ですが、そういった状況で制作できることは決して多くはありません。ほとんどの場合は、限られた予算内で全てを賄う必要があり、その決められている予算額も決して大きなものではありません。高校生や大学生など、収入のない人が多く利用するのがクラスTシャツであることを考えれば、予算に制限があるのは当然のことです。意外なところにプリントがあると、人目を引く効果もありますし、デザイン担当者としても満足出来る要素になります。
しかし、予算という他の使用者に大きな影響を与えることを無視して作ったのでは、本当の満足を得ることは出来ません。どの位置につけるといくらかかるのかを把握したうえで、効果的な場所を選ぶことが大切です。