クラスTシャツは学校の文化祭やイベントで着るおそろいのTシャツで学校のイベントに欠かすことの出来ない存在です。クラスTシャツの存在が確認されるようになったのは1980年代の終わり頃とされており、当時はデザインもシンプルで胸にロゴがプリントされている程度でしたが、現在ではいろいろなデザインがあります。トップスとして様々なシーンで着られるTシャツですが、もともとは軍服の下に着るインナーだといわれています。発祥はヨーロッパで、アウターになったのはアメリカ海軍が第二次世界大戦後にトップスに用いるようになったことがきっかけです。
プリントTシャツになった経緯は、1930年代にアメリカの大学で体操着として貸出した際に回収をスムーズにするために数字や校章をプリントしたことによります。その後、アメリカ国内において映画の影響でプリントTシャツが広く普及することになり、その影響で世界的に広がります。日本国内で本格的に普及するようになったのは1970年代以降ですが、ファッションやスポーツで着るための衣服としてです。1990年代になると著名なアパレルブランドがTシャツを利用したいろいろなスタイルを発表し、ビジネスシーンでも利用されるようになるなど一般的な存在になります。
プリントTシャツがクラスTシャツになって登場したのは1980年代終わり頃ですが、当初はシンプルなロゴや文字が中心だったデザインも、現在では宣伝広告用であり、また一致団結の証として個性的な文言や緻密なデザインが施されています。