散気管の構造と機能について

散気管とは、水中に空気の泡を送り込む装置です。構造としてはパイプ状の物の側面に小さな穴が空いています。そのパイプに空気を落とす光通すことによって側面の穴から空気の泡が出ます。この様な構造によって、水中に酸素を送り込むということを行なう訳です。

このような構造と機能を持った散気管の用途には様々なものがありますが、最もポピュラーなものとしては水質の浄化があります。水質浄化については様々な方法がある訳ですが、散気管を用いる水質浄化の方法は有機物の除去を行なうということになります。無機物質の場合には、イオン交換樹脂などを用いた除去や沈殿などにして除去するという方法が用いられます。有機物質の除去による水質の浄化の方法として微生物を用いる方法がありますが、この場合には微生物によって有機物を補食分解させるというようなことが行われます。

ただし、その際に気をつけるべきことはあります。それは酸素濃度によって有機物を分解する微生物の種類が異なるということです。酸素濃度が低い場合には、嫌気性細菌が活発となり有機物は完全に分解されず、メタンやアンモニアなどは発生してしまいます。このような物質は、悪臭を放ち有害なものですので水質浄化には向いていません。

このために水質浄化の際には酸素濃度を高くする必要があります。水質の酸素濃度を上げるために此処まで述べた散気管が用いられます。散気管のもう一つの利用法として水中の油分の除去ということもあります。泡というのは疎水性とみなせますので、泡は水中に漂う油分を吸着して上昇し水の表面で油膜を作るというようなことができます。

そのような性質を利用して簡単に油分を除去することが可能となります。

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